タンザニア:獣医学・動物保護分野
獣医学・動物保護プログラム
タンザニアのモシにてクリニックを運営している獣医師が担当するプログラムです。担当者はクリニックをモシにて運営していますが、キリマンジャロ地域の農場で家畜や動物を治療を専門に行っており経験豊富です。
リモートインターンとして、農場訪問時に獣医の行う診療や治療などに参加し、実践的に説明を受ける事ができます。
彼らの仕事の約半分は、農場や畑で家畜の治療の実施です。治療の対象となる主な動物は、牛、豚、鶏肉、山羊、ロバ、家禽です。獣医師と彼のチームは毎日午前8時から午後5時(タンザニア時間)までキリマンジャロ地域全体を移動し、治療や診察を行っています。
インターン生として、実際にリモートにて参加することができ、農場や牧草地で診察や治療される動物の病気についての説明を受ける事ができます。
また治療や診察のみならず、予防接種や接種も行われます。
他の担当獣医師の仕事としては、家畜やペット(犬や猫など)の治療、軽度の手術、死後診断、去勢、医薬品の販売、臨床検査などの手術も行っており、動物用品を扱う小さな店等も運営しています。
キリマンジャロ地域の家禽によく見られる病気は、腸チフス、ニューカッスル病、コクシジウム症、サルモネラ症、ミネラル不足です。家畜の牛の場合、心臓水症、アナプラズマ病、バベシア症、トリパノソーマ症、東海岸熱(ECF)、難産、リフトバレー熱、炭疽菌などがあります。豚の一般的な病気には、豚エルシペラス(ダイヤモンド皮膚病)、子宮炎、リフトバレー熱などがあります。犬はパルボウイルス病、犬ジステンパー、レプトスピラ症、狂犬病がよく見られます。
全ての治療対象となる動物でよく発生する合併症は、脱水症、窒息、中毒などです。
インターン生として、リモートにて、上記の様な症状の治療の観察や、説明を受ける事はもちろん、自習用の資料等も配布されます。
インターンシップで学べる事
- 家畜やペットを治療する獣医の仕事について
- 動物の症状の要因となるタンザニアの農村地域における農業の基準と生活状況について
- 家畜やペットに関連する地域の課題について
インターンシップ中のタスク
- サーチ業務、レポートの作成
- オンラインにて診察に参加
- マーケティング関連業務(日本語・英語)
- その他関連業務
スケジュールやタスクはプログラム開始前のオリエンテーション時に担当獣医師と弊社現地担当者と共に話し合い決定します。