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タンザニア:社会福祉分野

社会福祉分野プログラム


社会福祉分野のプログラムに参加するインターン生は、キリマンジャロ地域のソーシャルワークの分野で活動しているコミュニティセンターやその他のNGOのソーシャルワーカー、ソーシャルエデュケーター、ソーシャルヘルスケアワーカーから学べます。インターン生は、ケーススタディやオペレーション(管理業務)のタスクに取り組み、現地の社会福祉事業の内容や計画についてディスカッション等を行います。また、ソーシャルメディアや資金調達活動などの活動もインターン生として行えます。

リモートインターンシップは、貧困層の子供、シングルマザー、女性または低所得層の家族、HIV患者、薬物乱用またはアルビノに関与する個人へのサポートの提供など、焦点が異なる可能性のあるさまざまな組織と調整できます。

タンザニアには、適切に世話をされていない14歳未満の子供が約400万人います(タンザニアの総人口は3800万人)。これらの子供たちの大部分は孤児であり、HIV(AIDS。シングルマザーによって生まれた子供はタンザニアでは社会的に受け入れられていません。また、シングルマザーも受け入れられていないため、未婚の母親によって拒否されている子ども達もいます。子どもの栄養などの基本的なニーズを満たす事ができない子どもの中には、両親の極度の貧困、両親のアルコール依存症や薬物乱用によって引き起こされることが多い家庭内暴力等の犠牲となるため家を出て保護される子どもたちもいます 。

女性、特に田舎や低所得の家族の女性は、教育を受ける機会がないことが多く、そのため自立するための選択肢が限られてしまい、更に、 薬物やアルコールの乱用による家庭内暴力やの犠牲になる事もあります。

キリマンジャロ地域のNGO・NPO団体では、ライフカウンセリング、安全な避難所、ヘルスケア、教育プログラム、栄養サポート、法的支援、余暇活動、エンパワーメントプログラムを提供することにより、このような社会的弱者をサポートしています。

そのため、NGO・NPOが提供する、収入創出のための技能訓練は、自立を目的とした女性にとって、 人気のある活動です。

インターンシップ中のタスク

レポートの作成、ケーススタディ、管理タスクの支援/参加、カウンセリングやワークショップ、セミナーに使用される教材の手配、(例:教育、健康、栄養、自尊心について)人権、基本的なビジネスおよび財務スキル、および午後または週末に放課後のサポートまたはレジャー活動の提供など

リモートインターンシップ活動は、ケース管理のサポート、レポートの作成、センターの戦略内容・計画作成、ソーシャルメディア活動、ワークショップとセミナーの企画・実施、資金調達キャンペーンに関連する場合がありますが、これらに限定されません。リモートインターン生は、Skype(または他のオンライン手段)を介して現地のスーパーバイザーと頻繁に勤務することがあるため、インターンシップのタイムゾーンとスケジュールの調整が必要になる場合があります。

希望者は、 NGOの受益者やNGOが支援する青少年クラブ、学校、または家族との交流ができるバーチャル訪問・インタービューも可能です。

インターンシップで学べる事

  • サハラ以南のアフリカにおけるいわゆる開発途上国の社会的現実について学ぶ
  • タンザニアのソーシャルワークの分野に関与するNGOの経験豊富な専門家によって提供される実用的な解決策について学ぶ
  • ケース管理に関与することにより、仕事の経験を積み、ソーシャルワークの専門的スキルの向上
  • 社会問題の発生とその解決に影響を与える文化的要因について学ぶ
  • コミュニケーション、IT、およびプロジェクト管理のスキルを向上

 

インターンシップの特徴

  • タンザニアのキリマンジャロ地域で社会福祉の分野で活動している主要なNGOとのインターンシップ
  • バーチャル訪問での支援を受けている家族や子ども、女性などとの交流が可能
  • 高度な資格と経験を積んだ専門家による指導
  • 幅広い活動への洞察を得る
  • 興味や希望をリクエストをすることが可能
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