グローバルオンラインインターンシップ参加者の声:
参加者(匿名希望)


タンザニアのマイクロファイナンスオンラインインターンシッププログラムに参加した参加者(匿名希望)さんからのフィードバックをいただきました😊


参加プログラム :
マイクロファイナンスオンラインインターンシッププログラム
国 : タンザニア
期間 : 1ヶ月
参加した国・分野を選んだ理由 : 将来国連に勤めるにあたり重要視される、その時点でのその人の“国際性”と“非先進国での活動経験”、及び“NGOや国連組織でのインターン経験”を満たせると考えたから。


インターンシップの内容を簡単に教えて下さい!
・『貧困』の定義: e.g., 教育, インフラ, 医療体制の欠陥
・gender差別の実態と固定観念
・マイクロファイナンスとは
・VICOBA、貧困国でのマイクロ的経済協力体制
・Commercial Banks について
・債務不履行の実態
・Management を滞りなく推進する方法
・プロジェクト推進時の障害について
・Operating Targets について


インターンシップを始めるに当たり不安なことはありましたか?

英語でうまくコミュニケーションが取れるかどうか。


World Unite!のスタッフのサポートはどうでしたか?

インターンを始める前のメールでのやり取り、インターン中の問題発生時のLINEのやり取り含め、どんな時間でも即座に返信、迅速かつ丁寧な対応のサポートでした。


楽しかったこと、勉強になったこと、失敗談など
・大統領が女性という事実は、薩長/閨閥政治の遺産が色濃く残る我が国に比べ、非先進国の方が遥かに高い政の自由度を示しているのかも知れないと感じた事。
・自分、もしくは先進国の常識は、貧困国では当たり前ではない、もしくは知られていない事が多々あったという事実。(CAという職業についての相手の認識不足、コロナワクチンを打つ必要性の考え方、1世帯当たりの子供の数が日本は少なすぎる事に対する相手の疑問、蛇を私達も食べるでしょ?と普通に聞かれた事など)
・水が飲める蛇口がなく、貯水タンクを実際に見せてもらった事(屋外にあって、腐らないのかなという疑問)
・NGO事務所という、あくまで現地ではそれなりの立地と設備が整っていそうな建物内に、野良犬などが普通に入り込んできていた事(日本では絶対にあり得ない)


参加して良かったと思うこと
・国連応募時の一つのアピールポイントが作れた事
・当然偏見ではあるが、貧困国といえどそこに暮らす人々は、子供から大人まで笑顔で楽しそうに暮らしているのだと知れた事(以前はみんな、生活の不便さから暗い表情で暮らしがちと漠然と感じていた気がする。)


今後の目標や進路

国連就職を目指す。


これから参加される方、参加を検討されている方にメッセージをお願いします!
我が国のニュースは世界の事を取り扱っても、それはいわゆる米国かG7のEU国を主に指し、ほかの国々、ましてアフリカの事はまずやらない。入って来る情報といえば、キー局のバラエティーでたまに取り扱われるドキュメンタリーやそれに類似したものが殆どである。然しそれらは製作者サイドの意思が組み込まれた番組であったという事を改めて今回感じた。実際に現地の人と話し、意見を交換する事は、如何なる仲介者の意思も介さない、本物の『世界』の情報を手に入れるのに役立つのではなかろうか。

今や世界と全く繋がらないで暮らす事が不可能な時代、中国がもはや世界の工場という立場から筆頭国にまでなったこの時代、生産国と販売国の格差を利用した資本主義体制を維持する為の最後の拠点はアフリカしかない。皆さんが国連を目指す目指さないに関係なく、将来何をやりたいかやりたくないかに関係なく、アフリカとの繋がりを持てるこのプログラムは、21世紀の『世界』と繋がる上で大切なのではないだろうか。