マザー・ネイチャー・キャンプ(キリマンジャロ・タンザニア)活動内容例

育苗園での森林再生活動

2011年から、タンザニアのムウェカ村では、定年退職した生物学教師のMzee Sikievu氏の指導下で、現地の農家と共に、2000メートル程の高さになる木の苗を育てるコミュニティ事業を運営しています。

Mzee Sikievu氏と2名のアシスタントは、毎日、農家からは交代で週に2回、育苗園で管理を行っています。

プログラムの活動の一環として、参加者は育苗園で活動を行います。

季節毎に、現地の様々な在来種やのトロピカルフルーツの種まきや水や肥料を蒔く作業に携わります。

苗木は協力農家への収入を生み出す目的として販売もされますが、Mzee Sikievu氏の率いる団体は、苗木を雨季(3月〜6月、10月〜12月)に地元住民に無料で提供しています。

1年を通して植林活動は行われますが、特に梅雨の時期の参加の場合には、数万本が植林される大規模なイベントがあり、プログラム活動の一環として参加が可能です。

※育苗(いくびょう):苗を保護・育成すること

※World Unite!では、環境保全の観点から世界中からのプログラム参加者のフライトでのCO2の事を考慮し、プログラム参加者1人につき1本の苗木をキリマンジャロに植える活動をおこなっており、苗木の購入を通し、現地の収入を生み出しています。

 

教育ワークショップの実施(環境・経済・地域開発・健康など)

Mzee Sikievu氏の指導の下、プログラム参加者は小中学校や周辺の村の地域団体との交流やワークショップの実施を行います。

環境保護と農業を通して資源を維持し持続可能な収入についた内容でワークショップを行います。

現地の子供たちが毎週土曜日に地域センターに集まり、プログラム参加者の実施するワークショップに参加します。

地域センターは保育園の機能も持ち、Mzee Sikiefu氏が設立した簡易図書館も設置している教育センターで、地域の人たちが自由に使用できます。

ワークショップの例:
資源の消費をできるだけ抑えたチャコールでの調理方法、魚の養殖、観光客向けのお土産の作成など

 

コミュニティ開発

タンザニアでは人同士の距離がとても近く、家族や地域の人たち、友人などの仲間を大切にする文化です。
プログラムを通し、地域での助け合いが日常的にみられるとても温かい国です。キリマンジャロでのマザー・ネイチャー・キャンプのプログラム参加者として、現地のチームの一員として活動します。

週に一回、各家庭から最低1名が参加必須の地域の集会が行われ、コミュニティとして達成したい目標やタスク等が話し合われます。

プログラム参加者はその集会に参加し、コミュニティ行うプログラム活動にボランティアとして参加します。

例:コーヒー、バナナ、トウモロコシの栽培の手伝い・村内の学校、橋、道などの整備や改修など。

 

アフリカ野生動物管理大学での活動

ムウェカ地区のアフリカ野生動物管理大学(College of African Wildlife Management)は、アフリカでも一流と呼ばれる野生動物の管理やマネジメント方法が学べる学校の1つで、準学士、学士、修士のコースを提供しています。

他のアフリカ諸国やアフリカ以外からの来ている学生も多く在籍しているのも特徴です。

アフリカ野生動物管理大学はまた、教育や研究の目的のため沢山の他国の大学と協定を結んでいます。.

World Unite!の環境保全プログラムの参加者は、聴講生として、100ユーロ/12000円(コースの期間の長さに関係なく)の料金で大学が提供するすべての講義に参加が可能です。

また、大学の図書館を利用や、動物関連や環境に関する様々なトピックで実践的なプロジェクトを行う学生団体(学生以外にも卒業生も参加しています)の活動に参加もできます。

tanzania_kilimanjaro18
tanzania_kilimanjaro17
tanzania_kilimanjaro14
tanzania_kilimanjaro20
tanzania_kilimanjaro21
tanzania_kilimanjaro06
tanzania_kilimanjaro16

プログラムに関するお問い合わせまたは予約はこちらから